妊娠中にはりきゅう治療はやめた方がよい、という方もいますが、帛はりきゅう院では妊娠前から出産直前まで施術をさせていただいています。妊娠中はそれまで経験したことのない身体の変化が起こりやすく、何らかのサポートが必要と考えています。
また妊娠中のお母さんの健康は産後の赤ちゃんの健康に直結することから、本当に大切な時期になります。
妊娠初期から現れます。胃腸が弱い方に出やすい症状です。
この時期は産休もとれず、妊娠していることがわからないことから、我慢しすぎて危険な状態になり妊娠悪阻で入院する方もいます。胃腸が弱いとつわりだけでなく赤ちゃんに十分な栄養を送れないという危険性もあります。
胃腸の調子を整えることでつわりを予防し、お母さんも赤ちゃんも危険な状態から脱することができます。
写真解説:内関
さまざまな原因で赤ちゃんを早期に出産しそうになることがあります。下腹部の張り、痛みなどを伴い、子宮頸管が短くなってしまいます。お腹が赤ちゃんの成長に伴って大きくならない場合におこりやすいため、お灸や鍼でお腹の硬さを改善し、赤ちゃんにとって居心地のよい状態にして、早産を予防します。
逆子は帝王切開の原因の一つになります。足先のちいさな灸で改善率90%以上ですので逆子でお悩みのかたは是非おすすめします。
写真:三陰交
出産に対し、不安を持つ方は多くいらっしゃいます。分娩時間を短縮し、出産時の痛みの緩和を目的に、予定日の3週間前から出産準備のための鍼灸施術を行います。
産後の体力を温存し、気持ちに余裕のある出産を目標にしています。
写真:脾経のマッサージ